まき散らすべからず

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    朝目覚めたら喉が痛い。唾液を飲み込むだけでも痛い。計ってみたら熱もある。インフルエンザか。これはまずい。このまま出勤したらウイルスをまき散らすことになるかも知れない(咳は出ないけど)! ……ということで病院に行ったのが先日のことになります。
    国語科のMです。

    検査の結果、ただの風邪だということがわかって一安心しました。ともかく、非常に感染力が強い上に、かなりの苦痛を与えてくるものではなかったのです。が、暫くのどの痛みが続いたのと、インフルエンザでないにしてもやっぱり菌をまき散らす訳にはいきませんから、ここ数日はマスクをお供に過ごしています。

    ところで、風邪を引くと、もしくは、周りがみんな風邪っぴきなのに一人だけぴんぴんしていると、思い出す言葉があります。この時点でお分かりになる方も多いかも知れません。「馬鹿は風邪を引かない」。箸が転げても笹が揺れても……という時期に、これを友人と言ったり言われたりして面白がったこともありました。面白がったことはあったのですが、なぜ馬鹿は風邪を引かないなんて言われるのかと疑問に思うことは少なかった。そして、その疑問に対する答えを探そうとしたのはついこの間であったりします。
    ……どうやら、「馬鹿は風邪を引いても、そのことに気付かないほど鈍感である」ということのようです。「夏風邪は馬鹿が引く」というのも仕組みは同様で、「冬という風邪を引きやすい時期に引いた風邪を、夏になって自覚するほど鈍感である」ということらしく、結構な鈍感さんをおちょくる言葉であるようですね。「風邪を引く・引かない」こと自体を揶揄する言葉ではないし、「風邪を引いたから馬鹿・引かないから馬鹿」ということでもない。

    私はちょくちょく、授業前後に「風邪を引いてないか」「風邪を引かんように」ということを言うのですが、言っていた側の方が風邪っぴきになってしまうと、どうも、気まずいというか、ですから近頃は「恥ずかしながら私は風邪を引いてしまったのだが、君達は風邪を引かんように」というような言い訳じみた注意喚起になっています。
    お恥ずかしい。
    ただ、この場合私に対して「冬風邪は馬鹿が引く」と、「夏風邪は〜……」をもじった揶揄を向けたところで、先刻の成り立ちを踏まえると全くの見当違いとなる訳で(夏は風邪を引きやすい季節ではありませんからね)、この場合は「医者の不養生」が適切なのだろうと思います。勿論私は医師ではありませんが、注意喚起していた側が、注意していた内容によってダウンするという点では同様なのかなと。

    風邪そのものはもう全快に近いのですが、今後また風邪にやられないように、無論インフルエンザにもかからないように、そして何よりまき散らさないように! 予防の努力を怠るまいと、ちょっと気も早いことですが新年の抱負を一つ設定したところです。

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